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Raed in the Japanese Language; originally Raed in the Middle
Tuesday, September 28, 2004
 
2004年9月25日(土)の記事
http://raedinthemiddle.blogspot.com/

Saturday, September 25, 2004

GNN【Guerrilla News Network:Raed in the middleの4月5日も参照】の友人たちが,本を出しました。『本当の嘘(True Lies)』です。

僕は彼らと一緒に,バグダード近くの劣化ウラン汚染地域のひとつを見つけました。ナシリヤでも1件。この件についてはこの本の第6章に詳しく書かれています。

Posted by: Raed Jarrar / 3:00 PM
*translated by: nofrills, 28 September 2004

 
2004年9月24日(金)の記事
http://raedinthemiddle.blogspot.com/

Friday, September 24, 2004

アラウィ首相は,米国議会で万雷の拍手を浴びましたが,その前に,いくつかの小さな事実を,うっかり言い忘れたんでしょうか?

Posted by: Raed Jarrar / 10:00 PM
*translated by: nofrills, 27 September 2004

*訳注:
最初のリンク(「アラウィ首相」)は,アラウィ首相が米国議会で40分にわたって演説し,「デモクラティックで豊かな安定した国家を作ることが最優先事項」であると述べ,「イラク人はアメリカに感謝している。サンキュー・アメリカ」と言った,というような内容。

2番目のリンク(「いくつかの」)は,米民主党のケリー候補が「ブッシュはカオスを作り,アメリカはより危険になった」と述べた,ということを導入部として,イラクで何が為されているのかをまとめたもの。

3番目のリンク(「小さな」)は,イラクでは水が不衛生なままで肝炎が蔓延しているという記事。(元はNYTで,リンク先はIHTです。)

4番目のリンク(「事実」)は,エジプトのAL-AHRAM(英語)の記事で,どんなカオスがあるかを述べたもの。(←非常にいいかげんな記述で申し訳ないです。)

 
2004年9月22日(水)の記事
http://raedinthemiddle.blogspot.com/

Wednesday, September 22, 2004

このビデオに,米軍のF-16戦闘機が人々の一群を爆撃している様子が映されている。ワシントン・タイムズ【←「ワシントン・ポスト」ではないので注意】によれば,この人々は「テロリスト」あるいは「ゲリラ」だという。

上空にジェット戦闘機が近づいてくる音がしているのに,30人の戦士たちが道路のど真ん中をゆっくりと歩いてる,なんてことは考えられませんね。米機はもう花を落としてはくれないってことは,彼らにはわかってるはずです。

それと,大きな爆発の後で「オー,デュード(Ohhh, Dude)」とかって人殺しを楽しんでるように見えるコメディアンを見ても,僕にはおもしろくも何ともないです。
これ以上に無責任なことって,耳にすることはないんじゃないでしょうか?
こういったことが米国に対する暴力的反応を増加させ,合理化しているのではないのですか?
あと,ペンタゴンのおかしな人たちは,僕たちに聞かれたくないと思ったのなら,あの「オー,デュード」を消去することはできないんでしょうか?

Posted by: Raed Jarrar / 5:59 PM
*translated by: nofrills, 27 September 2004

*訳注:
上記記述中,ワシントン・タイムズ(←しつこいが「ワシントン・ポスト」ではない)へのリンクより。直訳。
ファルージャ空襲
 米空軍F-16戦闘機が,最近のファルージャにおける戦闘中にイラク人テロリストもしくはサダム・フセイン支持のゲリラたちを爆撃している劇的な映像を入手した。
 モノクロの映像の最初の部分は,ファルージャの1軒の建物に向けて1000ポンド誘導爆弾を発射するために,米空軍パイロットがレーザーで照準を当てているシーンである。これは米国とイラクの地上軍への空軍の援護の一部である。
 爆弾が標的の建物に向かっているときに,突如として大人数の人々が通りに現れ,走って戦闘態勢につく。
 「道路にものすごい人数が出てきている。あれらを除去した方がいいか?」とパイロットは管制官に尋ねる。
 「除去せよ」と即座に答えが返ってくる。
 このアクションを見ている別の声が言う。「彼らにとってはよい日ではないな。」
 路上の集団は,少なくともイラク人30人,固まって通りを素早く進んでおり,一見したところ,米軍機に狙われているとは気づいていない。
 「10秒」とパイロットが言う。
 爆弾が爆発して巨大な煙の柱が立ち上り,「命中(impact)」というパイロットの声がする。
 破壊状況を確認し,別な声が言う。「オー,デュード。」

原文:
We have obtained dramatic video footage of a U.S. Air Force F-16 jet bombing a group of Iraqi terrorists or former Saddam Hussein guerrillas during recent fighting in Fallujah.
The black and white footage begins with an Air Force pilot pointing a laser-designator to direct a 1,000-pound guided bomb toward a building in Fallujah. The action is part of the Air Force's close air support mission for U.S. and Iraqi ground forces.
While the bomb is heading toward the building, suddenly a large group of people appears on a street and they begin running toward a battle.
"I've got numerous individuals on the road. Want me to take those out? " the pilot asks a controller.
"Take them out," comes the quick reply.
Another voice watching the action states: "It's not a good day for them."
The group includes at least 30 Iraqis who are moving as a group rapidly up the street, apparently unaware they have been targeted by the U.S. warplane in the area.
"Ten seconds," says the pilot.
"Impact," the voice says as a huge plume of smoke rises from the bomb blast.
Another voice says: "Oh, dude" as he surveys the destruction.


 
2004年9月17日(金)の記事
http://raedinthemiddle.blogspot.com/

Friday, September 17, 2004

友人のひとりのVirtuが,こんなメールをくれた。

でしょ・・・僕は潔白だって言ったでしょ。
:*)
僕は何も悪いことはしてない!!
*欣喜雀躍*
*I "heart" Semitic peopleっていう刺青にキス*
僕はあなたたちのことが大好き,僕は自分自身が大好き,ヴィザの手続きにかかったお金を返して。


どうも!
Raedさんのウェブログをずっと読んできた者です。サラームのところもリヴァーベンドのところも読んでます。これまでRaedさんにメールをしたことはないんですが,その理由は,第一には私がイラクの状況について何を書いたところで,あなたがごく個人的なレベルで知ってることばかりになるだろうなと思ったから,第二には,hotmailのアドレスにメールしたくなかったから。マイクロソフトだしまあいろいろと・・・。

けれども,このことはお伝えしなければと思ってメールしてます。彼らはRaedさんがウェブログで「シオニスト」という言葉を使ったから,あなたの発表は受け付けることができないと言ってるんですよね。まず,私は,アメリカ人は言論の自由とは何者にも奪うことができない神聖な権利であると考えていると思っていましたが(むろん,その権利を現在の政府を批判するなどというけしからんことに使わない限りは,ですが)。それと,彼らは何も知らない幼稚なおばかさん(idiots)のようですね。Raedさんのウェブログで「シオニスト」をさくっとググってみると,このけしからん語は2度出てきます。最初のは3月のエントリです。Raedさんはここで憎悪について語り,いわゆる敵をカテゴライズしています。引用しますね:

> あっち側を攻撃せよ。彼が何を言おうとも耳を貸すな。あなたの敵は、あらかじめ決められたようにカテゴライズできる。例えばシオニスト、バース党、共産主義者、帝国主義者、テロリスト、イスラム主義者……敵はこれらの小さな箱に閉じ込めなければならない。箱は防音工事済み。だから彼の有害なイデオロギーを聞くことは決してない。
【訳注:3月29日のエントリ。日本語はこのページにあります。】

コンテクストを考えれば,この言葉を使うことは正当です。次に,2番目の方。おそらくこれが彼らに注目されたんでしょうね。8月末のものです。引用します:

> お茶を飲んだ。うがが~~~! 僕はとにかく嫌いだ,この人でなしの,アホの,軍国主義の,シオニストに影響された,石油狙いの,二枚舌の,無知な,都合の悪いことは見ない,えらそうな,十字軍気取りの,邪悪な,能力のない,支配したがる,冷酷な,ごまかしばっかりの,ひとりよがりの,陰謀の画策に忙しい,単細胞の,利己的な,イデオロギーに熱意を傾けた,狭量な,帝国願望のある,悪意ある,全能感のある,無能なアメリカ人どもが!
【訳注:8月31日のエントリ。日本語はこのページにあります。】

これは,頭に来た人から送られてきたパロディで(私としては,これはアメリカの人からのものじゃないかとまで言いたいところなんですが),Raedさんは自分のところにどんなヘイト・メールが送られてくるかを示すためにウェブログに掲載した。それで,彼らはこれを本当にあなたが書いたものだとでも思ったんでしょうか? 皮肉(sarcasm)は,実際,危険な道具ですね。

いろいろとうまく片付けて彼らに説明できることを願っています。でも忘れないでください。残念なことに,あなたがアメリカに入るにはいろいろと大変だろうと思います。私はフィンランド人です。アメリカ人の友人も何人かいるのですが,USA愛国者法が完全に廃止されるまではアメリカには行くつもりはないと友人たちには言ってあります。こんなことで何か事態が変わるか,あるいは意味があるのかどうか,ちょっとわかりませんが,さっき書いたように,ただこれはお伝えしておきたかった。

というところで失礼します。生き続け,書き続けてくださいね! 私はずっと読み続けます。


Posted by: Raed Jarrar / 9:04 PM
*translated by: nofrills, 17 - 27 September 2004

*日本語化担当者より:
体調不良と多忙のため,日本語化に時間がかかったことをお詫びいたします。


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