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Raed in the Japanese Language; originally Raed in the Middle
Friday, November 26, 2004
 
2004年11月25日(木)の記事
http://raedinthemiddle.blogspot.com/

Thursday, November 25, 2004

寄付活動(The Donations Campaign)
Paypalでこまごまとした問題があってしばらくストップしていましたが,問題の半分は解決し,寄付金を受け取ることはできるようになりました。ただしまだ引き出しはできません。MajidがPaypalアカウントの担当なので,Majidがいろいろ対応してます。

今もまだイラクで活動しているNGOの,Premiere Urgence (PU)の方たちとお会いしました。彼らはとても力になってくれて,このキャンペーンの監督を申し出てくれました。イラクでのPUスタップの連絡先も教えてくれたので,イラクの病院や診療所の必要とするものの見積もりもできます。お金が到着したら,さらに詳しいことを話し合うためにもう一度会うことになっています。また,the Engineers Associationにも連絡を試みています。日曜日にこのAssociationの法務部門の人と会うかもしれません。

それから,今日,銀行と内務省に電話をして,お金を受け取る前に法的にやっておくべき手続きについて確認をしました。銀行では,これは合法的なことだということですが,このキャンペーンについて説明する書類を提出していただければ幸甚ですという話。書類は日曜日に僕のほうでやります。あと,内務省は,僕がヨルダン国内で働いていない限りは関係ないとのこと。けれども,めんどくさい書類記入とかがないのかどうかを確認するために,内務省には行ってみます。

このキャンペーンの第一段階はまもなく終了します。Paypalからお金が引き出せ次第,僕が物資第一陣を調達して送ります。その後改めて,同じやり方でまたやってみるかどうかを考えたいと思います。

Posted by: Raed Jarrar / 4:54 PM
*translated by: nofrills, 26 November 2004

*追記:
Premiere Urgence はフランスのNGO。旧ユーゴ紛争に際し,1992年に設立。イラクでの活動は1997年(経済封鎖されていた頃)に開始,病院など医療インフラ再建の分野を中心に,バグダード,バスラ,モスルなどで支援活動を行なっているとのこと。ストリート・チルドレンの支援の活動もしているそうです。詳細はPUのIrakのページをご参照のほど(フランス語←翻訳できるほどできる言語ではないのでリンクだけ,ごめんなさい)。

 
2004年11月25日(木)の記事
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Thursday, November 25, 2004

Paypalアカウント再開してます!
被害をこうむった一般市民への緊急援助キャンペーン,再始動です。(詳細は過去ログをご参照ください。)
:*)

寄付金は次の方法でお受けできます。
1)僕たちのPayPalアカウント(Raed in the Middleの右側のボタンをクリックするか,Jarrar_raed@hotmail.comまでお送りください。)

2)Western Union経由(the control numberと金額を,僕までメールください。)
【追記:Western Unionは,日本ではスルガ銀行で取り扱い。「送金対象国」のページでJordanがあることを確認しました。(「ジョーダン」と表記されていますが。)】

3)ヨルダンにある僕の銀行口座へ振りこみ:
Raed A. K. Jarrar
銀行名:The Housing Bank for Trade and Finance
口座番号:001 578228 0210
Swift code: HBHOJOAXXXX
銀行の電話番号:+962 6 5607315
銀行の住所:(Central Branch) Amman-Jordan

Posted by: Raed Jarrar / 1:32 AM

 
2004年11月24日(水)の記事
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Wednesday, November 24, 2004

20,802人の米兵が重傷


まさかっていう話・・・米国政府がいかに汚くいかに不名誉であるか,みなさん,信じられます? 

負傷した米兵の数として米国防総省によって公式にアナウンスされているのは,イラクで8458人と,アフガニスタンで423人。

でもドイツの米軍病院,ランドシュタール地域医療センターは,「オペレーション・イラキ・フリーダム」(イラク占領)と「エンデュアリング・フリーダム」(アフガン占領)で20,802人の兵士が治療を受けていると発表している。(それもこの病院だけで。)

興味深いのは,こういった数字はアルジャジーラ(ラム爺をはじめとするブッシュたんサポにとってはエネミー・ナンバーワン)で見つけたわけじゃないということ。これらの数字は,名の知られた,米国防総省お墨付きの,米国外の米軍コミュニティに配布される日刊紙,"Stars and
Stripes
"に出ていた。

僕の地元の新聞によると,これらの兵士たちのうち,17,200 人がイラクで負傷し,3,000人以上がアフガンで負傷している。

この数字だって,ドイツに搬送された米兵だけしか数えられていない。イラクやアフガンの中で,小さな軍の診療所や病院で治療を受けていたり,あるいは他の米軍病院に移されている負傷者たちが何千といる。

イラクとアフガンで死亡した米兵についての公式な数字は,1375144。いったい,ほんとの数字はどうなんだろう。

小ブッシュ政権は,「嘘」の意味を再定義している。


この写真は,地元の新聞からスキャンしたもの。ファルージャで殺された米兵の写真。ネットを探しまくっても出てこないような写真です。

Posted by: Raed Jarrar / 5:51 PM
*translated by: nofrills, 26 November 2004

 
2004年11月22日(月)の記事
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Monday, November 22, 2004

イングランド上等兵:テイク2
イスラエル兵はどうしてサムズ・アップしてないんだろう?次の写真は,日刊紙'Yedioth Ahronoth'に掲載されたもの。ガザ地区の南部,グッシュ・カティフのイスラエル人入植地の温室で,イスラエル兵がパレスチナ人ガンマンの死体と一緒に記念撮影している。




みんな,アブ・グレイブの写真を忘れちゃったの?



Posted by: Raed Jarrar / 9:55 PM
*translated by: nofrills, 25 November 2004

 
2004年11月22日(月)の記事
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Monday, November 22, 2004

オランダに行ってきました
先週はニキと一緒にオランダに行って,イラクとイランの人たちのウェブログについて話をしたり,イラクのことや戦争と復興について議論をしたりしてきました。


Ooster Parkにて。後ろにあるのは奴隷のモニュメント。


アムステルダムにたくさんある運河のひとつの河畔にて。
Posted by: Raed Jarrar / 9:45 PM
Posted by: Raed Jarrar / 9:42 PM
Posted by: Raed Jarrar / 9:40 PM

訳者より:
Raed and Nikiのオランダ行きについては,後日詳しくお伝えできると思います。

 
2004年11月14日(日)の記事
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Sunday, November 14, 2004

米兵412人


航空機2機分の米兵が,ドイツの病院に搬送された。ドイツの米軍病院は,米国以外にある軍の病院としては最大のものだが,イラクから搬送される負傷した兵士たちの数の多さに,ベッドを追加しなければならない事態となっている。
昨日新たに,73人が,ドイツのランドシュトゥール医療センターに飛行機で搬送された。軍は搬送された412人のほとんど全員が,ファルージャでの戦闘で負傷したと述べている。

これらの兵士たちは重傷。この他に数百人の兵士たちが,イラク国内で治療を受けているということになる。

Posted by: Raed Jarrar / 9:44 PM
*translated by: nofrills, 25 November 2004

 
2004年11月14日(日)の記事
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Sunday, November 14, 2004

石油精製所炎上


バグダード南部のドゥーラ(Dura)石油精製所に,今日,迫撃砲攻撃。石油施設への攻撃が続いていることが,イラク全土の電気の供給に影響しているということは重要。

Posted by: Raed Jarrar / 8:00 PM
*translated by: nofrills, 25 November 2004

 
2004年11月14日(日)の記事
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Sunday, November 14, 2004


本日のモスル。

Posted by: Raed Jarrar / 7:58 PM

 
2004年11月14日(日)の記事
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Sunday, November 14, 2004

ファルージャ:依然鎮火せず


今日もファルージャでの戦闘は止まなかった。アラブの主流メディアが,たった今,米軍ヘリ1機がファルージャ南部で撃ち落とされたと発表した。米軍が,殺された米兵の数が31に達したと発表した。町から運び出されている米軍の負傷兵を写した写真もある。





イラク赤新月は,まだファルージャに入る許可を求めている段階。CNNは,米軍がいかに「人道的」であるかを言い募っているけれども,うそっぱち。ファルージャ市街と総合病院を結ぶ橋はまだ封鎖されている。次の写真は今日撮影されたもの。





バグダードでは今日も市街戦が続いていた。次の写真はバグダードのダウンタウンのもの。今夜,バグダード中心部で爆発と銃撃があり,米兵が防御体勢についている現場



パレスチナのPLO議長,パレスチナ版アラウ(ィ)あるいはカルザイ。さっき投稿した写真は,今夜のニュースからのキャプチャ。
Posted by: Raed Jarrar / 7:55 PM
*translated by: nofrills, 15 November 2004

 
2004年11月14日(日)の記事
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Sunday, November 14, 2004


暗殺失敗

Posted by: Raed Jarrar / 7:43 PM
*translated by: nofrills, 15 November 2004

訳注:
<パレスチナ>弔問会場で銃撃戦 自治政府議長選に暗い影
パレスチナ自治区ガザ市の故アラファト前自治政府議長の弔問会場で14日夕、アッバス・PLO議長の訪問中に発生した銃撃は、PLO主流派ファタハ系武装集団による発砲とみられることが判明。アラファト氏の死去に伴う権力闘争が表面化したものとみられ、来年初めに行われる自治政府議長選の行方に暗い影を落とした。
(毎日新聞) - 11月15日13時21分更新

 
2004年11月14日(日)の記事
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Sunday, November 14, 2004

イラク内部からの映像
次の写真は,バグダード西部にあるうちの両親の家の近所,ガザリヤ橋の辺りで撮影されたもの。イラクの戦士たちがどのくらい街区を押さえているかがわかります。(11月10日のもの。)




次の写真はベジ(Beji)。(11月11日のもの。)



この次のはガルマ(Garma)の町の写真。(11月10日。)






次のはモスルの写真。米軍が撤退したあとに米軍基地が略奪されている様子と,無人となった米国のcontracting agencyの様子。この米軍基地は元は大統領宮殿でした。確か,サダムの兄弟の誰かの所有だったと思います。





モスルからはまだほかにも。イラクの戦士たちが町を掌握しています。




それとファルージャ。(11月11日。)




Posted by: Raed Jarrar / 2:33 PM
*translated by: nofrills, 15 November 2004

 
2004年11月14日(日)の記事
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Sunday, November 14, 2004

日本でのデモ
2004年11月14日,東京でマスクをした抗議行動者たちが反戦スローガンを叫び,米軍のファルージャ攻撃を非難した。ヴェストに書かれているのは,右側が「テロリズム根絶を我々は強く要求する。占領下で戦うムスリムとの連帯を」,左側が「ブッシュ政権のファルージャの人々に対する虐殺計画を許さない」,後方は「日米安保粉砕,日本の部隊はすぐに撤退すべきである」。

その通り,日本の部隊はすぐに撤退すべきである。


Posted by: Raed Jarrar / 1:52 PM
*translated by: nofrills, 15 November 2004

 
2004年11月13日(土)の記事
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Saturday, November 13, 2004

ファルージャ支援


イラクの赤新月からファルージャへ送られた「支援物資第一弾」がファルージャに到着したというニュースですが,完全に真実というわけじゃないです。事実は,この支援物資は,ファルージャに入るのを何日も待たされていたんですが,ファルージャの総合病院に届いたということで,総合病院は川を隔てた対岸にあります。自由に行ける場所とは言えません。市内にいる数百人の負傷したイラク人を助ける上でどれだけの効果があるか,どれだけためになるかとなると,僕は懐疑的です。

ファルージャで,タフアファルで,ラマディで,ヒットで,バクバで,カイムで,サマラで市街戦が続いていて,モスルでも戦闘が起きています。米軍はファルージャ制圧まであと72時間だと宣言しました。米軍はファルージャの南の区を「クイーンズ」と呼んでいるとのことですが,イラク人はその区は「アル=シュハダ(Al-Shuhada )」と呼びます。殉教者の区,という意味です。

米軍はもうちょっとましな名前を考えればよかったのにね。「Dickチェイニー」なんてのはどうでしょ。これをきっかけにチェイニーは病院から退院できるかも。【訳注:Dickにはいろんな意味があります。】

米政権は,僕たちの都市を,どうとでも好きなように名付けることができるってわけですかね。

今日の夕方,バグダードのグリーンゾーンで非常に大きな爆発音が3度,それに続いてサイレン。それと,「キャンプ・ファルージャ」への迫撃砲の攻撃があって炎が上がったという目撃情報。「キャンプ・ファルージャ」というのは,ファルージャの町の近くにある米軍の基地です。

次の写真は,モスルのイラク人戦士。モスルでは戦士たちが警察署から武器弾薬を取って,それから警察署に火を放ったとのこと。


Posted by: Raed Jarrar / 10:58 PM
*translated by: nofrills, 14 November 2004

 
2004年11月13日(土)の記事
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Saturday, November 13, 2004

イラク高官,警察官数千人を解雇
:*)

この戦争には最初から反対していた世俗主義者として,そして両方の右翼的原理主義者たちによってマージナライズされつつある世俗主義者として,僕はニュースを見て見て見続けている。時には泣き,時には微笑みながら,一方でイラクでの米国の計画はもうまったくだめになりつつある。

ワシントン・タイムズの日曜日の報道では,イラク当局が数千人の警察官を解雇し,新人警察官のリクルートを乗っ取った。

これはビッグ・スマイル相当だね。

数週間前に始めた寄付活動は,イラクの外側と内側の個人たちを結びつけようという活動なのですが,Paypalアカウントの手続きが原因でちょっと休止しています。すぐに問題が解決して,イラクに医療物資が送れるようになると思います。僕の銀行口座にも送金をいただいています(口座番号などは弟のハリードのウェブログにあります)。カナダにいる弟のマジードのところにも郵便で送金があります(マジードの連絡先は彼のウェブログにあります)。

ところで,こんなメールをもらいました。マック・ザ・フラック(mack the flack)というすてきな人からです。

具体的に言っておこうか。きみの弟さんはブリティッシュ・コロンビアのヴィクトリアにいる。僕が最初の2つの学位を得たのもヴィクトリアなんだ。弟さんはウェブログに連絡先の住所を書いてるよね。ということは,僕がヴィクトリアに戻って,あの住所から弟さんの居場所を突き止めることも簡単にできちゃうわけだ,やろうとすればね。(たとえあの住所に実際に居住してるわけではなくても,自分もブサヨなんですってふりしてちょっと張ってればすぐに特定できるよね。)ということはさ,僕が西洋でイラクの「反乱者(insurgent)」に相当する者だとしたら,迷わずに弟さんを拉致して拷問して殺すよね。

みなさん,恐がらないで。マック・ザ・フレーク,違った,マック・ザ・フラックは,この後でこう書いています。【訳注:「フレーク」flakeには「奇人」というような意味があります。「フラック」はflackと綴ります。】

でも僕はサイコパスではないので,そんな恐ろしいことはしないけどね。

とにもかくにも,寄付活動はまだやってますんで。

Posted by: Raed Jarrar / 8:09 PM
*translated by: nofrills, 14 November 2004

 
2004年11月13日(土)の記事
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Saturday, November 13, 2004

イラク軍 対 イラク警察?


確実な情報だが,悲しい話だ。バグダードの南にあるカルバラで,一方にはイラク警察,一方にはイラク軍という戦闘が起きていると聞いた。目撃者の話では,多くの死傷者が出ていて,多くの車が燃やされたという。

イラクは本当に,きわどい事態になっている。これらの衝突のどれかが,ちょっとしたことで内戦になるということもありうる。特に,クルドのペシュメルガをアラブの戦士たちと対置させ,シーア派のイラク人をスンニ派のイラク人と対置させるといった,米政権のイラクでの誤りがあるのだから。

僕は20ヶ月も前にこういうことを言っていたけれど,今もまだ同じことを言い続けている。つまり,イラクでの本当の戦争は,まだ始まっちゃいない。本当に悪い時は,まだ始まっていないんだ。

次の写真は,数日前にファルージャの鉄道駅に到着したイラク軍の兵士たち


Posted by: Raed Jarrar / 7:32 PM
*translated by: nofrills, 14 November 2004


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